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あれから一年。



ちからを振り絞った。


重く、つらい。



思い出すと
体が硬直して、掌がじっとりとなる。
鼓動が早くなって、何度も立ち上がったり、
座ったりを繰り返した。



新聞には理不尽な見出しが踊る。


避けることができるはずの
この大きな波は、

あのときどうしても避けることができなかった大きな波よりも

ずっと小さいはず。



そうだ、



今日は手紙を書こう。


きれいな便せんに、きちんと書こう。


とおく離れた人を思って。










# by savonbom | 2012-03-09 13:15 | 番外

カネにならない開発

郡上八幡には、知る人ぞ知るスゴイ会社がある。

国立大学の研究機関や大手企業の開発部門がしたくてもできない
“カネにならない技術開発”に
惜しみない愛情と時間をかけて没頭している、究極の、趣味の世界だ。
その心臓部が八幡町市街地某所、婦人洋品店のガレージにある。
「まさか、ここに!?」と驚かれるようなところだ。

社長曰く
「技術開発も好き、車も好き、バイクも好き、パソコンも好き、
でも一番好きやったのが洋服やもんでよ」

肩書きは服屋のオヤジ。
筋金入りの粋人である。

先日、見せてもらった実験は
原発事故後の電力不足問題に端を発していた。

「本当に電気は足りていないのか、原発推進派の陰謀ではないのか」

いま、全国民がとても複雑な思いを持ちながら見つめている事象について、
科学的にまっとうな根拠を持ってこれからの社会を語ることができないなかで、
この日社長は、いとも簡単に、明日の扉を開いてしまったのである。

私には難しい話をうまく説明することもままならないのだが、
プラズマ放電というしくみを利用してエタノールから水素を発生させる、
いわゆる燃料電池をつくる新技術である。

原発プラントを手がける有名な大手企業の研究センターが発表した技術より
数倍(数十倍)効率良く多くの水素を取り出すことが可能となるこの技術、
数日後には、何かと話題な知事のいる某自治体に掌落してしまうという。
(もともと東大教授などもわざわざ足を運ぶような会社なのです)

エタノールといえばバイオエタノール。
途上国では高い割合でガソリンに混ぜて燃料として使われているほど
価格がとても安い。
小麦やさとうきびからつくられるのが有名だが、木材や生ゴミからもでき、
今や世界中至る所でたくさんつくられている材料だ。
食料価格が高騰すると揶揄されたが、投機目的の先物取引が高騰の主な原因
であることは今や言うまでもない。

植物などから効率的に電気をつくることが可能になる
再生可能エネルギーの技術。
原発を推進したい国と電力会社が原子力を使わなくてもよくなる技術を
喜ぶはずもなく、既得権益の流出を止めるのに、国も電力会社も大手企業も
躍起になるのも無理はないかもしれない。

今後、太陽光発電や風力発電、地熱発電等に加え、
小規模な自治体単位で安価に電力を賄うことが可能な燃料電池の
さらなる開発が進めば、地域は電力会社の寡占から解き放たれることが
必然となるだろう。

いつか、自由化された電力企業が地方各地にできて、
地域の電力を地域で賄うことができたら、
今まで推進されてこなかったエネルギー開発が
誰にとって“カネにならない開発”,だったのかということがよくわかる。


思い描いてみた。

郡上八幡の街角で生まれた小さな発明が、
やがてうねりとなって世界を変えていくことを。


「エネルギーの転換で損失や失業などの影響を受ける分野の業種から、どんどん
新しい企業に採用すればいい。それが、時代が変わるということ。」

電気自動車の生産なら、今やおもちゃメーカーや小さな町工場でもできる。
夢を語る服屋のオヤジの目が星のように輝いた。


大量の放射能を撒き散らし続けている事故を収束させることもできず、
廃棄物処理の目処も立たず、たった一度の失敗で、地球上のあらゆる生命と尊厳を脅かし、
広範囲の地域の歴史と文化と財産を根絶やしにしてしまうような原発は、
人として倫理的に、やはり許し難い。

このような貴重な経験をさせていただけたこと、心から感謝したい。


# by savonbom | 2011-07-30 08:34 | 番外

マーケット三昧 

大型連休。いかがでしたか?

当初から自粛には否定的だったのですが、病欠ばかりで
経済が循環することに対して、耳かき一杯程度の役にもたたない私でしたが
行ってきました。

クラフト・マーケットばかりですが、何か?
松本、一宮、ひるがの、郡上八幡。

あなどれない、というか、今後主流になるだろうと確信しました。
実際購入した数々です! ほんと、これ、一部なんです!


当日はいつもカメラを忘れてしまうのですが、、
モノだけじゃなくてそれを実際作って売っている方々とお話でできること、
それがクラフト・マーケットの最大の魅力です。

製品ナンバーが印象的な石鹸は 高鷲町の アトリエキクさん
瓶詰めジャムは美濃加茂市のドイツパンのお店 ベッカライ・フジムラさん
松本の古美術屋さんで暢気な豆皿と木製の茶托を数枚ずつ
上に乗せた白いカップはラシェーズさんでスープを頂いたら貰えたのですが
茶托にぴったりはまって運命的なソーサーに!
小さなナイフは松本の漆器のお店で。すべて木の種類が違います。

フェルトきのこは白鳥町のBACCHIさん。独創的で毒草的なものばかり!
山県市の薬草茶は手作り薬草クッキーなどを購入するともらえました。
木のチーズは東京 葛飾区のOn y va !(オニヴァ)さん。
すっきりしたフォルムの砂時計は松本の陶片木さん。

一目惚れでOn y va ! さんのベンチも購入してしまいました!出会いです!
既に使用中のデニム生地ハットはは常滑のミシン・アディクトさん。
ポピーの切り花は帰りの道端で「いくらでも切っていっていいよ」と言われ
鋏を渡され。サーモンピンクのかわいいお花でしたが
この暖かさで花は散ってしまいました。茎の伸び加減が美しいです。

郡上八幡の鷲見農園さんのお米と赤とうがらし!(後にペペロンチーノに)
珍しい山菜もいっぱい売っていて「どうやって食べると美味しいか」を
店頭でずいぶんお話しました。楽しかった〜。

他にも美味しい野菜やパンやお菓子、その場で頂いたコーヒー、カレー、
おにぎり、頭ツボマッサージやヨガレッスンなんかも
もっともっとご紹介したいんですが、
残念ながらすでに消化されてしまいました。
でもホントみなさんいちいちこだわりがあって、話も面白いんです。


食の安全とか、合理化された消費形態の味気なさとか、
生産者の顔の見える安心とか、いろいろと気になるなかで、
今、全国に広がるこの原点回帰的なマーケット・ムーブメントが新鮮で、
おそらく主流になるだろうと感じました。

べらぼうな値段のブランド品時代が今ではもう“ダッサイ感じ”だし
震災をきっかけに自然エネルギーへとアナログな感覚へと
人の価値観がどんどん変わっていくでしょうね。

時代の転換期です。


# by savonbom | 2011-05-08 12:49

無題


『失礼だけど、ここ(郡上)の男の人はつまらなかった。』

たった9ヶ月の営業の末、惜しまれながら閉店したスナックの
ママが言っていた。

もう1年以上前の話なので時効のはずだ。

なぜかと聞けば、
『ドコのダレか、ナンでココにきたのか、ばっかり聞く。』

来る客、来る客にいちいち聞かれるのは誰だって嫌なもの。
まして、水商売の女を前にして素性を確かめることに意味はない。

でも、よく聞いてみるとそうではない。



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# by savonbom | 2011-04-23 14:18 | つれづれ

そらが青いねー。

 
ふーっと息をついた。

震災以来体調を崩してまともに動くこともできなかった。

周りはこんなに暖かく、
とても前向きな風を送ってくれている。

もう十分かな、と思う。

断罪も弔いも。


身内が震災に巻き込まれたとかでもないのに
ここまで落ち込む私もおかしいのかな、と思っていたら、

「スピッツの草野マサムネも体調不良でライブ中止だそうだ」と
旦那がみやげのような話を持って帰ってきた。

そーそー。
つらいときは落ち込んでよいと思います。

そのへん肯定しましょう。

たぶん、マサムネだって、
「予定通りライブを決行することでファンを勇気づけられるし、
収入を義援金にまわせるから、やるべきだろう」
とは思ったはず。

それでもできなかった。

頭と心と体がどうしても連動しない時もある。

無理すんな。


そうそう町内の奥様たちがチャリティーバザーを企画しています。
なにか出店しようか。あ、出店の呼びかけならできるかな。
あー仕事にももっと身を入れないといけないし。


ほんとなら今日のタイトルは“経済を回せ”にして
東北の震災で失ったぶんのGDPが4%ぐらいだから、
西日本の助かったひとが、いつもよりちょっと多めに買い物したり
いずれ買わなければならないものを前倒ししたりすれば
どうにかなるんじゃないかとかいう話にしようと思っていたんだけど、


こんな調子ですいません。


(郡上八幡の町家関連のブログだってことは承知してます...)
# by savonbom | 2011-04-04 14:03 | 番外

夢であったならば。


そう願いながら、  
義援金と支援物資の準備をした。

友人に回収してもらって民間のNGOに託すことにした。


ストレスで体調を崩したが、病院に行ってなんとかなった。
「どこにでも起こりうることなんだから、元気な人がしっかりしないと」
と医者に言われた。


前回のブログで自分をなんとか奮い立たせた。
自分の性格からいっても、マイナスからしか立ち上げれないので、
少し厳しい物言いだったかもしれない。

まだまだ、予断を許さない状況だ。
現時点でも、もう相当な情報の隠蔽と撹乱が起こっている。

どんな衝撃的な事態になったとしても、
いや、なっていたとしても、

これから、生きていくということ。

希望を持って、笑って生きていくということ。

地域とつながるということの大切さを、身にしみて感じる。

不謹慎と言われてもいい、

できることをやったあとは、元気に、人を励まして、

いつもどおりの暮らしを取り戻そう。


きっと大丈夫。

歩んできた道が、間違っていたなら、
人間はどこからでもリセットできる。


そう信じて。




# by savonbom | 2011-03-17 18:19

逃げるところなんて、ない。

 

東日本大地震が発生し、日増しに甚大な惨状が明らかになってきた。

被害に遭われた方々、犠牲者の方々のことを思うと、
胸が苦しくて、気分が落ちつかず、ただ祈っている自分がいる。

突然の災害に襲われ、
肉親をなくすことの辛さと悲しみは尋常ではない。
心から哀悼の意を捧げたい。

これは、だれにでも起こりうる事態なのだ。


原発事故は人災だが、恐ろしいことになってきた。
いくら未曾有の災害だったとはいえ、地震の多い日本列島に
原発をいくつも放置してきたツケがまわってきたと考えるしかない。

電源が何であるかを意識しないまま、無尽蔵に膨れ上がった電力消費を
見て見ぬふりをしてきたのは自分たちだ。

私たちに逃げ場などない。

真正面から受け止めなければならない。


福島第一原発の1号炉が爆発したとき、動揺して
「関東圏にいる親戚をこちらで引き受ける用意がある」と
義父に電話をした。

義父は笑って言った。

「逃げるところなんて、どこにもない。皆そこで生きていかなかればならない。
人間は、思い知らなければならない。思い知って、深く反省して、
あそこが悪いとか、ここが痛いとか言いながら、生きていくしかないんだよ」と。

息を深く吸い込んだ。

なんとなく、腹がすわった。


この事態を引き受けて、それでも、生きていかなければならない。


# by savonbom | 2011-03-14 14:49 | 番外

やらしい!


“やらしい”の最上級は“どいやらしい”なんだそうだ。

郡上の言葉なんだろうか。

子供の頃、厳密な言葉の意味はわからないまま、
様々なシュチエーションで使われるこの言葉を、
なんとなく、ふわっと認識していた。

何かのお礼にお菓子や心付けを渡されたときなどに
「やらしい!」といって一旦断るのが、
オーソドックスな「やらしい」の使い方だ。

「近所の店で買わんとやらしいで」というのもある。

おおよそ気詰まりだ、という意味なんだと思う。
おばあちゃんや、その頃住み込みだった女中さんによく言われた。

小学生ぐらいの時、まちなかにはスーパーマーケットなどの
中規模店がいくつかできていて、地域の主婦はよく利用していた。

同時期、近所にも八百屋やお菓子屋、荒物雑貨屋などがあったけれど、
小規模なので品数も少なく、小売価格ではどれもちょっと高いと感じた。
(実際は高いのではなく、量販店が安すぎたのだが)

それでも「やらしいで」 近所の店を利用することを教えられた。

「そうやな、やらしいでな。」

なぜかけっこう、私も納得していた気がする。

高学年くらいになったある日、近所の店で欲しい品物がなかったとき、
スーパーマーケットに行ったらみつかった。

今でも思い出すが、その帰り道、
私は私の判断で
スーパーの袋をクシャっと小さく持ち替えて
近所の店の前を避けて遠回りしたことがある。

私はいつのまにか「やらしいで」を体得していたのだ。


いまでこそ、まちなかに店が少なくなって、
スーパー、ホームセンター、ドラッグストアなどには
よく買い物に行くようになったけれど、
心のどこかに 「やらしい」という思いはある。


いつだったか、地元の高校の同級生と集まった時、
店の改装を控えていた私が
「地元の大工さんと呼吸を合わせるのは難しい」と話したとき
「家のリフォームとか、親がどうしても
地元の業者じゃないとダメだって言うしな・・・」
とか
「うちも親の関係で、炊飯器と掃除機は地元の店で買った」
とか、一様に「仕方ないよね」と苦笑いした。

そういえば、みんな、自営業者の娘だった。

もちつもたれつの町人文化。
お互い様の気遣いとしての「やらしいで」を
それぞれの家庭の中で受け継いでいたわけだ。なるほど。


全国的にみて、この先地域との関係を
「やらしいで」などと思うような感覚はなくなってしまうだろう。
サラリーマン家庭が増えていけば、地域の企業や商店と
明らかな利害関係は発生しないので、地域を舞台セットのようにしか
思えなくなってしまう。
そうなれば、価格が安いほうに流れるのも仕方ないし、
好みの商品やサービスを多くのメニューの中から選ぶことも
制限されない。

「やらしいで」は言葉とともに、消えていく概念なのかもしれない。

でもいつか、遠い将来、
「やらしいで」などと苦笑いしないでも
自分の気に入った一番良いものが地元の商店で普通に買える、
という環境を取り戻すことができないものかと
思ったりする。

# by savonbom | 2010-11-26 08:40 | つれづれ

おとついのクラフト展

9月の願蓮寺クラフト展は25日(土)にありました。
すいません。事後報告で。

秋晴れで気持ちのいいお天気でしたね。
懐かしさを誘う古本市も盛況で、おさんぽがてら
たくさんの方に足を運んでいただけましたよ。

会場風景、、、いつもカメラを忘れてしまって。
実は苦手なんです。思うように撮れなくて。
ラシェーズさんとか、たぶんほかの人のブログで見ていただける
と思うので、ここではあまり写真は期待しないで下さいね〜。


京都大学の側の百万遍というお寺さんの境内で、20年以上前から
「手づくり市」という持ち寄りの市場があります。
今はもう、かなり有名なのでご存知の方は多いと思います。
発足当初はまだ店もまばらで
外国の屋台料理や民芸品、有り合わせのピクニックシートに
“趣味”の手づくり品を並べているブースが点々、という感じ。

「店を出すから来て」と友人に誘われて行った雨の百万遍は、
それはそれは、物悲しく、寂しい光景でした。

「ここなら私も商売できるかも」という、敷居の低さと、
学生や観光客の多い土地柄、
口コミで参加者が増えはじめ年々規模が大きくなって
いったようです。

もともと京都は毎月縁日の風習を守っていて、
21日の弘法さん、25日の天神さんを代表に、
子供からお年寄りまでこぞって“お寺さん”に通う習慣がありました。

その中でひゃくまんべんの“てづくり市”が発達したのは、
プロの行商人、古美術商などがいない、
しろうとの、しろうとによる、しろうとのための、市場
だったからにほかなりません。

今では全国、全世界から出店者が集まり、
セミプロの若手作家さんの販促・開業の足がかりとなったり、
全国のバイヤーさんが若手発掘に駆けつけたりと、
活気ある見本市の様相を呈しています。

いま全国各地で同時多発的に行われている
市民主体の“持ち寄り市場”“自由市場”の形態は
かつて『街』というものが生まれた原点だったと思うのです。   

“ものを売り買いする喜びとふれあい”を提供することが、
街が街であるための原則だったとふりかえれば、
「城下町・郡上八幡」のあるべきかたちも
見えてくるような気がします。


郡上八幡の願蓮寺さんで始まったクラフト展は、
この回で発足1周年となりました。

出店者さんは6割以上、来客の多くが郡上の人になってきていて、
地元の若いママさんや、新しく郡上に移り住まわれている方々との
楽しい交流の場となっています。

夏場に膨らむ観光客だけを目当てにした商売ではなく、
地域の人をまちなかに呼び込んで、
地域の人同士がつながれる、憩いの場所となれるように
みなさん純粋な気持ちで頑張っています。

これからも、ずっとずっと続けていけるように。
地域の方々のご支援、よろしくお願いいたします。

願蓮寺クラフト展
お問い合せ 090-7020-2750(世話人・岩田)
毎奇数月の土曜または日曜  郡上八幡 立町の願蓮寺


次回は11月14日(日) 出店受付中です。
# by savonbom | 2010-09-27 12:09 | 願連寺クラフト展

うちわがもらえます!


五叉路シアター
上映会はいよいよ明日7月24日となりました!!

情報を聞きつけて遠くからやってきて来てくれる人もいて、
嬉しい限りです。

先着で五叉路シアタ-特製うちわをご用意しました!!
これがまたポップでかわいいの♪
ピンクグリーンブルーの3色から選べるので、
人気の色は早くなくなってしまうかも!
なるべくお早めにお越し下さいね。

開場は18:00から    19:00上映です!
前説とかあるので本編は10分過ぎぐらいからだと思います。 

コラボスイーツのメニューは当日発表!映画にちなんだどんなお菓子が
出てくるのでしょうか!今回は夏限定のドリンクもご用意されてる
そうです。さすが、カフェ・ラシェーズ!


クラフト展の「お化け屋敷」
・・・すごそうですよ。

10mの段ボールのトンネルに入るスタイルらしいです!!
中には一体どんな地獄絵図が待っているのか!!

っていうか、暑さ地獄なんじゃ、、、??

見物です!

とりあえず、乞うご期待!

# by savonbom | 2010-07-23 16:54 | 五叉路シアター

週末の交差点


“まちなかに駐車場が少ないという、観光客の要望を鵜呑みにしていいのか”

という問題がある。


それは観光客が悪いわけではなく、

街側が、きちんとした交通整理をしていないところに問題がある。


車に乗ってまちなかに入ってみると、道幅がせまく、駐車場が見つからない。
外来者の率直な意見としては、

「どうなっているんだ、このまちは」
「もっと駐車場があれば」

と思うのも無理はない。


一方で、車を降り、歩いて町並みを散策しはじめると、

「車の行き違いが頻繁で、あぶない」
「歩行者天国にすればいいのに」
「町家の家並みにぽっかり空き地ができて、駐車場になっているのは風情がない」

と言われるようになる。


立場の違いは正反対の意見を持つことになってしまうのだ。



“ここに車を置いて、まちなかへは歩いて散策してください”

ということが、たとえば最初から決まっていてはだめなんだろうか。

すべての人にすこしづつ、負担、協力してもらうことで、
愛すべき町並みを維持していこうというような試みは
受けいれられないのだろうか。

町並みを守るために、
どなたも安全に町歩きを楽しめるように、
ご協力下さい、という姿勢をきちんと示している町は
全国、海外を見渡せばいっぱいある。

観光というくくりだけでなく、道幅の狭い商店街というメリットを活かした
まちづくりを成功させている事例はたくさんある。
まちを利用する地域住民の車には通行許可証を発行することもできるだろうし、
混雑時の期間限定にしてみてもいい。

大体の人は話せばわかってもらえるし、お互いの利益となる。

傲慢かもしれないが、わかってくれる人に愛される、
トラブルの少ない町であってほしい。


「町家を潰して駐車場をつくれば稼げる」という意識が
町家の更地化を加速させているのであるならば、
乱暴な話かもしれないが、これ以上町家を駐車場にしても、
それほど儲からない状況をつくってはどうか。

駐車場がなければ住めない、利用できない、というのなら、
歩いていける周辺にモータープールを共同設置したり、
今流行のレンタル電気自動車などの普及も、スモールタウンならではで面白い。
ベロタクシーや荷物の輸送サービスなんて商売にならないだろうか。
各商店が商品を店の前に陳列できたり、ベンチやカフェスペースを設置できたら
“街”としての気分も盛り上がるだろう。

繁忙期のための駐車場や何台もの自家用車を各個人が年中維持していく費用を考えれば、
環境に配慮した若手の業者と輸送契約を結ぶのも悪くない。
(そういう会社が地元にできることが前提だけれど)

町家のおもてに車を置かなくてもいい家の設計ができれば
“これからの町家”はどんどん面白くなっていくように思う。


古い町家の価値を高め、不動産だけの価値にしてしまわないために、
伝統的建造物群保存の指定を受けるという方法もある。
事例では固定資産税も大幅に軽減され、
建物が美しく立派に補修されることで、周辺地域の意識も変わるという。

古い建物としてどう活用すればよいか、ケーススタディを続けていく
こともとても重要なことだ。



無数の駐車場のために貴重な町並がこわされては
住む人にも訪れるひとにとっても魅力は削がれていくばかりだ。

結果的に、どこにでもあるつまらない町になり、
子供達が受け継いでいきたいと思えるような
誇らしい町でなくなったとしたら、

本末転倒という以外に、

なんと言ったらいいんだろうか。


# by savonbom | 2010-07-19 15:35 | つれづれ

暗躍する五叉路シアター

郡上踊りが開幕。

選挙も終わり、
サッカーW杯も幕を閉じました。

サコさんがチロルで鳴らしていたブブゼラの音が、
遠い、遠い昔のことのように思えます。



7月24日、願蓮寺クラフト展さんのほうでは『お化け屋敷』、やっちゃうそうですよ。
マーケットイベントそのものはいつも面白いので行きますけど、
『お化け屋敷』がどんなふうになるのか、いろんな意味で見物です(笑)
夕方からなんですよね。

まー夏だし、雨が降らなきゃ、なんでもありですよ。

anything goes


さてさて、
「五叉路シアター」 ケーブルテレビCMはご覧になりましたか?
はじめてですので、クレームの無いように(汗)
シンプルなものにさせていただきました。
INGさん、いつもお世話になっています。

今回、願連寺さんの本堂で初上映ということで、
先日スクリーン設置のリハーサルをしてきました。

なにもないところからはじめるので、
いつも試行錯誤なのですが、有り難いことに、
いろいろな方のお力を借りて、なんとかなりそう!
というか、

「なかなか立派な感じにできそうです!!」

郡上八幡の町家建築に関して造詣の深い建設会社
「白山美建」の桃原さんがお力を貸して下さり、
スクリーンの設置方法に、積極的にアイデアを出して下さったおかげで、
思った以上に立派なかたちをつくることができました。

私たちだけでは到底できなかったと思うだけに、

感動です!!


また社会福祉協議会さんにもお世話になり、感謝感激です。

もちろん地球救い隊さんも、
いろいろとわがままを聞いてめんどうをみて下さるので、
ほんとうにありがたく思います。

楽しみの七割は準備の段階なので、
みなさんがおもしろがっているところを見るのもほんとうに嬉しいです。


管轄や派閥にとらわれず、意識の垣根を越えて
気持ちよく、無理せず、楽しく、人とつながる。

「ジャンルを超えること」

こうやってヒトやモノゴトは進化していったのかな、と思います。


# by savonbom | 2010-07-13 10:46 | 五叉路シアター

じゃーん!!


『ストレンジャー・ザン・パラダイス』

五叉路シアター第3回上映会はアメリカ映画となりました!
競り勝った理由は、ま〜いろいろと。
メンバー全員が大好きな監督の作品なので、身の引き締まる思いがします。
3回目にしてジャームッシュ作品なら、順当でしょう、と
どなたかがうなずいて下さればそれで構いません。
めちゃくちゃ、いい作品なんですから、
観るべきです。絶対損はさせません!

1984年ハリウッド映画全盛期
なんせ大きい劇場ではどこでもインディージョーンズがかかっていた頃、
場末のミニシアターでしかやってなかったカンヌ受賞作ですから、
見逃した方がほとんどでしょう。
DVDで観た方にも「これはぜひ劇場で観たい映画だ」と言わしめるほど、
観れば納得の名作です。

きっときっと、心地いい時間を過ごしていただけることうけあいです。



キンザザでセンセーショナルな門出を遂げ、
自分たちの力だけではできなかったであろうルネ・ラルー作品を
野外で打ち上げた『五叉路シアター』。

そして今回、なんと! 厳かに “寺院本堂” での上映が叶いました。



環境系NPOの地球救い隊さんのイベント『華まつり』に共催される、
第5回願蓮寺クラフト展さんからオファーをいただきました。
呼ばれたらだいたい行く、ゆるいスタンスの私たち。
基本、イベント屋ではないので、上映作品に対する“事前検閲なし”を
お守りいただければ、あなたのお庭や側面にある広い壁、
活用したい空き店舗、空き地、駐車場などでもさせていただけます!

どうか皆様のお力で、
ノンシアター系セレクト映画館『五叉路シアター』を
町の賑わいのひとつとしてお育て下さいますよう、宜しくお願い致します。



今回のクラフトマーケットはPM3:00スタートです!
夕涼みがてら、下駄を鳴らしながらお越しください。
映画が終わってもまだ8:30ごろ。11:00まで郡上踊りも踊って、
日吉町界隈でちょっと一杯ひっかけて帰ることだってできます。

・・・・・コレ最高ですね。

大友のおばさんに「それそれ、それにしなれ、そりゃえーがん」と
みんなに勧めてもらいたいものです。

# by savonbom | 2010-06-17 17:53 | 五叉路シアター

Feel!

アメリカ映画とイスラエル映画に絞られた。

ノルウェーの70年代のやつが捨て難かったけれど、
すこし子供向けという感じがして、夜の映画館には向かないかもしれないと
判断した。
大人の映画を素直に、こころで観る、シンプルな夜もいいものだろう。

主に5人で上映作品を決めるのだけれど、
趣味がばらばらなので出し合ったリストから絞り込むのに時間がかかる。
とりあえずなんとか、ここまできた。
詰めの作業はここ数日間。 上映まで2ヶ月を切っている。

前回は、まちづくり協議会さんの全面協力だったので、
興行に対する努力はひたすら甘いものだったし、ポスターの数も貼り出し期間も
ごく微少なものだった。

「ちゃんと努力しないといけない」

それは作品に対する敬意でもある。
少しでも赤字を出さないように、という思いも確かにある。
でも、もっとも重要なことは、なんとか、多くの人にこの映画を観てもらい、
同じ場所で、同じものを観て、同じように感動し、同じ話題を持って
今まで知らなかった人同士が顔を合わせあうという
奇跡のような出会いを体験することが、
今の時代に必要なことなのだ、と思うからだ。

それは、他人との壁が、ほんのちょっとした会釈で溶けてしまうような、
“地方の小さな町”だからできること。

マスカルチャーがスタンダードであると信じ続けていたら、
いつの間にか、表裏が逆になってしまうことだってある。

わたしが“ここにいる”ということさえ証明はできない。

誰かがいて、わたしがいるのだ。


仕事、家庭、環境、、、目前の多難な問題に
頭を抱えがちになるけれど、
煮詰まるよりも、外に出て風を感じるほうがいい。


Think.

Forget.

Feel !

考える。 忘れる。 そして感じる!


お世話になった方の言葉です。

# by savonbom | 2010-06-01 11:48 | 五叉路シアター

ブログを更新しなさい!


顔が割れてくる前はけっこう自由に書いていたんですが、

「最近、硬直ぎみじゃないか」
「早く更新を」
と言われるようになり、ありがたくもあるのですが、
イベント告知ページみたいになってしまうのはなんとなく惜しいし、
どんなことが書かれることをを期待されているのかを
考えるようになってしまって、
筆がすすまなくなる、というか、ぎこちなくなる、というか。

(結構年配の方とかに読まれているんですって!このブログ!)

“まちづくり”をテーマにしている以上は
デキゴト、ヤッタコトを自分なりに解釈して、
たまにはきちんと、読める文章にしたいな、と思ってはいるのですが、
ぜんぜんできてない、、、のが現状で、、。

一度閉じようかと思う、とだんなに相談したんですが、
「見る限りスタンスは間違ってないし、偏ってないし、
まだ、誰かを酷く傷つけるようなことにもなってないし、
続けていいんじゃないか。むしろ、止めないほうがいい」
ということで。

なるべく“遠くの人”を思い描きながら、
続けていこうと思います。

ブログは書きようによって、日記やミニコミにもなり、
ジャーナルや新聞にもなりうるわけで。


「きちんと書く」

が、ココらしいのではないかと。


五叉路シアターは単独でサイトを立ち上げることにします。
第2回の上映を終え、そろそろころあいかなとも思ってましたし。
その節はまたリンクお願いします。

まちなかの面白いデキゴトを集めたポータルサイトとかも
必要っちゃ必要ですよね。

ほんと、最近、郡上八幡のマチナカが週末ごとに面白くなっていて、
あれやこれや、それぞれのグループや自治会が
なかば競うような感じでいろんなデキゴトが勃発しています。

昨日のこどもの日は第5回「願蓮寺クラフト展」で大盛況だったんですが、
仏教会さんの“花まつり”〜お釈迦様の誕生日〜
(いわゆる仏教界のクリスマス)があって、
お釈迦様に見立てた子供を乗せた巨大な白いゾウがマチナカを練り歩き、

さらに新町商店街のホコ天では春の郡上踊りが行われるということで、
(文章にするとあまりにもあっさり)
知らないで来た人は
「なんなんだこの町は!」という感じだったのではないでしょうか?

私、もちろん新町商店街は応援したいんですけど、
明らかな商店街の“人寄せイベント”に、
重要無形文化財をブッキングしちゃっていいの?と、心配になりました(汗)
でも保存会さんも好意的なようで、
若手の心配はよそに、みなさん浴衣がけでとても楽しんでみえましたよ。

新町には理知的な方がおおくおられるので
これにもきっと、とても深い意味があるのだと思います。
「郡上踊りは、もともと、地元の楽しみだったのだ」
と考えれば、
観光客を意識もせず、縁日も意識せず、
おはやしに誘われた地元の衆が「踊ろまいか」
となるのが自然なことなのかもしれません。

と、理解することもできますが、
一面的に見れば「安売り」だと受け取られやしないか、
やっぱり心配ではあります。

郡上を語る上で、核となる部分にブレがないことが、
私たち若手が頼れるに足るところだと思うのですか、、、どうなんでしょう?

とりあえず、このすごいお祭りな一日も、
ほとんど予算のない状況だったってことは、偉いですよね。



さて、ひとつのことが終わると、次が動き出しますよ。
次は何が起こるかな??

楽しみ、楽しみ ♪


# by savonbom | 2010-05-06 11:54 | 願連寺クラフト展

はるいろガーデンフェス!

ということで、

マニアックセレクションでおなじみの五叉路シアターも
今回、夜のプレイベントでの上映依頼を受けまして、
なんと野外で、やらかしてしまうことになりました!

「ほんとうに、いいんですか? まかせてもらっても・・・」

「いいよ〜」

という、運営幹部の軽いお返事。
万が一何かあっても責任もつって話だったので、
まいっか、ということで、

独断と偏見でチョイスしたその作品とは!!


『ファンタスティック・プラネット』
 
仏題/La Planet Sauvage
監督:ルネ・ラルー 
チェコ・フランス合作映画です。

野外なので、見やすいアニメにしました。

アニメだからといって、必ずしも見やすいとは
限りませんですがね・・・・(笑)

1973年製作、カンヌ特別賞など数々の受賞歴がある、
かなりクオリティの高い名作ではあるので、
文化的に寛容なこの時代に、
この郡上八幡で、
実験的に、(いつも実験ばっかりじゃん!)
やってみます。


「え! これを野外で無料上映ですか!!?」

配給のザジフィルムズさんも、
野外では前例がなく、かなり驚かれて、
「返答までに少々お時間を・・・」と
ちょっと交渉には時間がかかったんですが。
なんとか成立となりました〜。

それでなんだか、がぜん面白くなってきたんです。
なんか、うれしくないですか〜〜
全国、どこもやったことのないことを郡上でやるんです。

やらせてもらえる土壌があるって、ほんと、すばらしいことですよね。

野外の大画面(中画面かな)で、
千個のキャンドルの海の中で、
見知らぬ仲間たちと一緒に、

なんかようわからんけど、これ、観たいかも、
と思われたら、4月24日はPM18:30〜  公園のプレイベントにいきましょう!
会場は郡上八幡の大正町、郡上市民病院の西隣です。



今回も熱烈なオファーを受けまして、
フェスのポスターイラストを手芸家・イラストレーターの小栗綾子さんに
ご依頼したところ快諾いただき、超ハイスピードで描いて下さいました!
デザインはやっつけなので、申し訳ないです。
いつか、まちづくり協議会も資金力がついたら、プロのデザイナーさんに
カッコよくしてもらいたいものですね〜。

資金といえば! このお祭りのために、
ケーブルテレビでおなじみのINGさんから多大なるご寄付を頂戴しました!!
大変ありがたいことです!
地域の文化の発展のために、センスのいいパトロンの存在は欠かせません。
真の「郡上らしさとは何か」を考えずにはいられませんね〜。

ということで、
私が受け持っている催しもまだ少しありますので、
次回またご紹介しますね。

# by savonbom | 2010-04-10 23:18 | ガーデンフェス

にせんろっぴゃくまんえんて!!


2,600万円の補助金ですって。

もちろん郡上ではありませんよ。

岐阜の「あじな岐阜遊歩祭り2010」で活用している
国からの補助金だそうです。緊急経済対策の一環だそうですね。

4月末に郡上八幡で行われる予定の新しい大正町公園の
オープニングイベントの企画に少しだけ携わっていますが、
あまりの予算のなさにみんな頭をひねりながら、
大変な思いをしているというのに!!
この情報は、ちょっと、みなさんにお伝えせねば!と。

というのは、
街角エンターテイメントと銘打って、岐阜が行っているイベントは
けっこう、郡上八幡の人たちが、市民の力だけで今までやってきている
企画とほぼ一緒なんです。

そう考えてみると、
地域の文化的な理解の深さと、人の繋がりの力によって、
郡上八幡はずいぶん“節約をしている”と考えられます。
偉いですよね。すごいことですよ。

もうひとつお伝えしたいな、と思ったのは
大正町公園のイベントに出演していただくアーティストさんに
薄謝をお支払いするつもりで、ほんとうに、なんとか、なんとか
わずかですが、お金を工面しましたが、

「あじな岐阜遊歩祭り」に出演するアーティストさんに、
出演料は支払われてないんだそうです!!
え? 2600万円って一体どこに、、??

ほかのところがどうこうって話は嫌なんですが、、、

郡上のみなさんって、、めっちゃ頑張ってるんですって!!

実質労働力や基本的知識力、経験、技能、コンサルティング力、デザイン力、人脈、
みなさんフル活用でやってますが、その力、お金にしたら、すごいことですって。

それ、意識してみてください。

お金があればなんでもできるなんて発想は貧困そのもの!

この際、お金があってもできないこと成し遂げてしまいましょう。

時間はかかっていいですから。
ゆっくり、やっていきましょう。

郡上らしさをなくさないことが、もっとも、もっとも重要です。


# by savonbom | 2010-03-15 12:42 | ガーデンフェス

クラフト展の詳細です!

ばたばたと出店数が20店舗を突破しました!

願蓮寺さんの境内はそんなに広いわけではないので、
シャレになんないって話です。
とりあえず詳細のご紹介をしておきますね。
_____________________________________

[開催日時]   2010年 3月 21日 AM10:30〜 (日曜日・祝日) 春分の日です。
[締め切り] 3月14日 締め切り前であっても想定のブース数が埋まり次第となります 。
[場所]    郡上市八幡町 立町  願蓮寺さんの門から境内一帯
[出店料]   1ブース ¥500 (飲食物は別途 保健所へ申請費用がかかります)  
[ブースの広さ] 2m×2m
[出店条件] 基本的に以下のことに注意していただけば、どんなものでもご相談ください。
      ・世間一般に出回っている他者製品を卸して売ることはできません。
      ・家庭の不要品、古着などの販売はできません。
      ※例外的にNPO、福祉関係の活動資金目的での不要品販売は
       認めておりますので、ご相談下さい。
      ※中古品、古着等であっても、ご自身がポリシーを持って販売できる
       コレクションやビンテージの製品であれば認められます。
[注意事項] 飲食物を取り扱う店舗場合は、一週間前までに所管の保健所に
      申請しなければなりません。詳しくはお問い合わせ下さい。
[その他]  ・出店ブースの場所は主催者側が決定いたします。
      ・当日9:30〜10:30までに搬入していただき、車は各自有料駐車場に。
      ・陳列台、什器などの貸し出しはありません。
      ・電源が必要な場合、各自、延長コードをご用意ください。

【主催/お問い合わせ】
リサイクルエイジ  (代表 カフェ・ラシェーズ 岩田有弘)
FAX: 058-2656-8874   電話:090-7020-2750mail: backyardhane@yahoo.ne.jp
クラフト展の雰囲気が知りたいときは「小さなクラフト展」で検索!



# by savonbom | 2010-03-04 10:38 | 願連寺クラフト展

いま、評判の・・・


1月ごろからフライヤーの配布をはじめて、2月末の時点で16店舗程度の応募が入ってきています!
願蓮寺さんの境内の広さを考慮するとそろそろブース割りに苦労する状況になってきましたね。
有難いことです。







 


 

 

→フライヤーの評判は上々です!
「可愛い!」「もっと大きくして、目立つところに貼り出してもらいなさい」と
いろいろなところでアドバイスいただいてます!
さんぷる工房の館長さんには、
「こういうやつやるときにはどんどんチラシもってこいよ、
いっくらでも貼っといてやるで!」と力強いお言葉!体育会系で懐の深い方です!
庄村米穀店さんは
「若い人がたくさん出てきてやっとくれると町に活気が出て面白うなる」
と理解を示して下さり、応援していただきました。
「このチラシでサンドイッチマンして歩くといいよ」なんて(笑)


評判のフライヤーのイラストレーションを手がけていただいたのは
手芸家の小栗綾子さんという方で、フランスのレース刺繍の技術をお持ちです。
いづれは郡上八幡で暮らしながら工房を持ちたいと言われますから、
数年後、路地裏のレース刺繍教室がお目見えするかもしれません。
今からすごく楽しみなんですよね。


至る所で、「偉いね」「ご苦労様」なんて言われ、バチ当たりなんですが、
偉いことなんて全くありませんからね!ほんとに!
人様にご迷惑をおかけしながら、いろいろなことをお願いしながら、
自分たーが面白いと思うことをやっているだけなんです。
「いつか、何かとつながる」だろう。
それは、私以外の誰かが、何かとつながることも重要なんです。
人ひとりのちからなんて、たかだか知れていますからね。


“無理せず、人とつながれる”

自分自身も無理しない、そこそこ働くけど、血を吐くほどはやりません(笑)


郡上の文化を支えてきたつながりの濃い部分と
薄くなってきた部分と新しい部分が
ゆっくり、ゆるやかに、つながって、混ぜ合わさっていけばいいな、
と思っています。



カオスですよみなさん!!!(サンボマスター風に)


# by savonbom | 2010-03-03 11:08 | 願連寺クラフト展

*●△×@□?※◎・・・。


ブログの更新も忘れるほど、
一体何をやっていたのだ!!!
としかられそうですが、

ま、いろいろばたばたと行ったり来たりで落ち着かず、
特に何か成果があがったわけではなく、
じわじわと、何かが発酵、熟成していくのを
ゆっくり進みながら、見守っている。
そんな状況でしょうか。

狩りや収穫の道具を磨いているときのような、
何かが起こるような、その何かははっきりとはわからないような、
わくわくするような、先が見えないような、怖いような、
そんな感じがしています。


「郡上は中世のころからの歌や芸事が今でも受け継がれている、
全国でも稀に見る文化的な土地柄なんですよ!すごいことなんです!」

おとつい若い研究者の方に力説してもらって、
なんだか、このもやもやっとした感じがパッと開けた気がしました。

深い納得と驚きと、世界のはてしない広さと
悠久の歴史感じ、
ちょっとくらくらっとしてしまいました。


温故知新とか、地産地消とかそんなもんでは全然軽すぎる。
ものごとの成り立ちを頭の中で理論立てて考えられるようなことは、
宇宙のなかでは、ほんのスプーンひとすくいなんじゃないか。
てか、頭の中そのものが宇宙なんだし!

中世からの歌や踊りや芸事はもっとずっと、神とか宇宙に近い気がする。
もっと深くて、浅くて、重くて、軽くて、濃くて、透明で、多彩で、多様で、、、
だからこそ、
「郡上は一筋縄でいかないから、苦労する」なんてことは、
鼻っから考えても無駄なことなんだと。

縄なんかいらないのです。


「郡上はいま、カオスです。」


「やっぱり、そうじゃないかと思っていたんです!」



いま郡上が直面している事態は混沌。


いま、“カオス”をひとりひとりが認識することは、
絶対に意味があると思いました。


恐れずに。恐れずに。





# by savonbom | 2010-03-02 11:39 | 郡上八幡のこと
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